しめたん日記

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雪国に生まれて

Twitterでも何度もつぶやいている通り、私は雪国の出である。

川端康成の『雪国』の舞台にもなった、正真正銘の雪国だ。

ところで、雪国の出だなんてちょっと大人っぽい言葉を使ったが、

何を隠そう私は雪国から一歩も出たことがない。

雪国生まれ雪国育ちだ(まいたけ)。

 

雪と言ったらどんなイメージを持つだろうか。

「綺麗」「神秘的」「生活が大変そう」などなど

そう。実際、雪国での生活はものすごく大変である。

朝早くに町内の除雪を行って回る除雪車が通り、そのあと自分たちでもスコップ等で除雪をする。車にも雪が積もっているのでそれも落とす。車があったまるまで時間がかかる。

道路には消雪パイプと言った、水が出て雪を溶かしてくれるパイプが寝っ転がってるのだが、これが学生には地獄で、靴の中に雪を溶かした水(雪解け水。違うだろ!)が入ってきて、靴下も靴も足もびしょびしょになる。この時足は真っ赤になり、皮膚の感覚がほとんどない。ここまでくると最早どうでもよくなってくるし、自分が今暑いのか寒いのかわからなくなってくる。

雪国はつらいぜ自慢なげーしうぜーなとお思いだろうが、もう少しだけ付き合ってほしい。

雪国の苦労は通勤・通学にも及ぶ。線路に積み重なる雪により、電車は遅延しまくり通勤路は渋滞しまくり。

し・か・し!!

結構な数の会社や高校が、雪による遅刻を認めないこともある

 

ほかにもいろいろあるんだけど、まぁその、これだけでも雪国から出ていきたくなるよねふつーに考えて。

でもそれでも出ていかないのにはいくつか理由があるので、それはまた近いうちに書きます。