クレイジージャーニーとウスバ的テレビ論
もしテレビのバラエティーをウスバ分類法で分けるなら、3つに分けられる。
①NHK型
②民放型
③朝ドラ型
まず①のNHK型から説明していこう。
NHK型とは、いわゆるNHKの番組にありがちな、うるさくなくて静かで忙しくなくて、他人の話をゆっくり聴く静寂タイプだ。しかしどこか俗世とは離れているため、”おもしろさ”や”ゲスさ”は弱い。(グレーテルのかまどは瀬戸君の可愛さをただ堪能するためだけの番組だ)
つづいて②の民放型だが、まぁこちらもサ〇ジャポやバイ〇ングなどの”ゲスい””分かりやすい””おもしろい”の三拍子がそろってる番組だ。万人受けはいいが、騒がしくて忙しく下品なため、個人的には見ていて疲れる。また、友人が頭の悪い番組という表現を使っていたが、確かに見ていたら頭悪くなりそうな番組は結構ある・・・
最後に③だが、これはここでは説明せず次回説明しようと思うので割愛。
個人的に①と②の一番の違いはスピードだと思う。
①は時間がゆっくり流れるのに対し、②はとにかくスピードが速い。
さて、ここまでの説明を読んで、私がNHKよりの人間(語弊あり)だということがお分かりになったのではないだろうか。しかし完全なNHKよりというわけでもなく、民放は民放で良さがあるし、サンジャポなどはついつい見てしまう。
つまり私は、ベースはNHKだが民放の軽さもほしいというわがままタイプなのだ(だから世界ふしぎ発見!とか好き)。
で、ここからが本題なのだが(なげーよ!)、クレイジージャーニーという番組をご存知だろうか?
毎週水曜夜11時56分から放送されるTBSの番組なのだが、何を隠そうウスバはこの番組が大好きなのだ。今放映されている番組の中で一番好きだ。
ここではクレイジージャーニーの魅力をウスバの気が済むまで取り留めなく語らせてもらおうと思う。
そもそもクレイジージャーニーとは、世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)をスタジオに招き、体験を語ってもらったり、番組スタッフと同行ロケをする伝聞型番組だ。クレイジージャーニーというもののいわゆる研究者気質な方ばかりで、一人の人間が命懸けで研究した成果が面白くないわけないである。
番組で取り上げるジャンルは多岐にわたり、深海を旅する方もいれば、少数部族、廃墟、昆虫食、宗教など様々だ。
そんな多彩なジャンルを取り上げるクレイジージャーニーを見ていると、これがかなり勉強になる。
例えば宗教にクレイジーなクレイジージャーニーの話を聞くと、どのような経緯で紛争が起こったかとか、どんな経済状況が紛争につながったかなど、意外にも社会の勉強ができるのである。これもこの番組最大の魅力のひとつだ。
あとはМCの三人。小池栄子さん、松本人志さん、バナナマン設楽さんの三人。笑いも学びもセンスの良さも兼ね備えた絶妙なバランスの三人だと思う。
まだまだしゃべりたいことは色々あるのですが、そろそろ飽きてきたので終わりにします。このブログを機にクレイジージャーニーを見てくださる方がいたらいいなぁ(´;ω;`)
んじゃ。